いろのミミログ

色の世界は【見る>聞く】ですが、【聞く>読む】というのもアリかと思いまして。

パーソナルカラー実践テク。試着時のポイント 〜理解のための構文を交えて〜

こんにちは。

快晴の昨日に録画した「いろのミミログ」では、実践テクとして、試着時の色の見定め方(顔映りの善し悪し)についての内容です。

 

通常、書籍やテキストなどでは、概念をベースに記述がなされることが多いと思います。

 

一方で、「いろのミミログ」では、概念もお伝えしますが、より一層、私たちの認識システムに沿って話をするようにしています。これを私は「理解のための構文」と呼んでいます。

 

理論上は成立していても、感覚的には成立が難しいということは、しばしば起こりえることです。色の世界などでも数多く見受けられます。

 

例えば、最も基礎的な部分となる「色知覚の三属性」に含まれる「明度」の概念も、その一つではないかと思っています。

 

最も明度が高い色は白ですが、有彩色では、白をたっぷり含んだパステル系が、これに相応します。

 

明度が高い色とは、文字通り、最も明るい色となるわけですが、この高明度のパステル系に抱く感覚は「明るい」ではなく「淡い」や「浅い」となります。

 

一方で、私たちが「明るい」と感じる辺りの色は、明度の高さに加え、色味の鮮やかさも備えています。明度そのものは、「淡い」や「浅い」と感じるパステル系よりも低くなります。

 

パーソナルカラーシステムは、学校教育で採用される120色レベルの色分割よりも、もっと細かな分けられ方をしていますから、理論だけでは、実際の体感覚(目で認識する感覚)との間に、ギャップが生じることもあります。

 

「理解のための構文」がお役に立つと嬉しいです。

 

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